ありがとうございました! 撃沈したのは非民主的なミサイル.....
Dear Frienz.
おはようございます。お待ちかねの金曜日がやってまいりました。お元気ですか?
このたびは、デモクラシーのコンペティションにてご協力いただき、本当にありがとうございました!
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今回、ぼくらの「オバマ・シティ~号」は撃沈されてしまいました。海外在住・諜報機関勤務(本人談)のとある外国人スパイからの報告によると、ライバルだったフィリピン人監督二人組は、マニラの映画スクール(専門学校)の卒業生らしく、そのガッコウ全体で「投票クリック授業」を連日連夜していたと分析しております。まさにぼくが恐れていた「クリック工場」が出現していたわけです。(彼らの作品のコメント欄からもそれが読み取れる、とのこと。。。)
よって彼らの場合、ガッコウで毎日、1000票前後は入っていたものとみられます。それが毎日続くとなると、得票数はモンスター級に拡大していくeveryday...... 学生というのは、それで単位がもらえるとなると「投票マシーン」と化すこと、まちあがいありません。方や、みなさんを中心とした「立派な社会人チーム」は投票できても1日一、二回。ぼくは海外にも友達がそこそこいますが、彼らにしてもさすがに毎日投票してくれはしなかったハズ。
チリも積もればヤマになる.................そして本当に、そうなってしまったわけです。
そもそも、民主主義=一人一票 という原則のもとに成り立っていますが、今回はデモクラシーというイヴェントであるにもかかわらず、最後の最後の段階で「一人何回でも投票できる」という、きわめて非民主的なシステムを導入してしまった! さらに悪夢だったのは我々日本人にとって、今回の公式サイトは
①ぜんぶ英語。しかも投票方法がわかりにくい
②何回でも投票できる、ということがトップページに明記されていない (かなり洞窟の奥まで進まなきゃダメ)
③フィリピン人にとっては、英語は母国語同様
という、マイナス要素がたっぷりあったと言えるでしょう。
よって閲覧数は、オバマ号のほうが圧倒的に多かったにもかかわらず、撃沈されてしまったのは、「Viewはしたけど、投票しなかった、わからなかった」という日本人が思ったより多かったということですね。もちろん、このコラムを読んでくださっている方のなかには、今回、何回も投票してくださった温かい方もいるかと思います。ただ、逆にフィリピンの方は「閲覧はしなかったけど投票はしまくった」ということで、投票数が閲覧数を大幅に上回っているはずです。作品を観もしないで、組織的に何度も票を入れる。。。。。なんかポンポコリンかつ理不尽な気がしますが、結局はこれが勝敗の分かれ目となったのでしょう。
今、イランの選挙で「票の数えなおし」が行われていますが、今回のコンペでは「IPアドレス確認しなおし」をぜひ、してもらいたい! (といっても何も変わらないでしょうが...)
敗戦の将、ココにあり
最後になりますが、改めまして今回、応援してくれた方々に心より御礼もうしあげます。福井県オバマ市の方々、福井の報道・メディア関係のみなさま、ハンフリー氏をはじめ、東京で御支援してくださった方々にも心より感謝しています。海外のノルウエーから投票してくれた大学のゲルググ先輩、海外在住の日本人のおともだち、そして海外にいる外国人フレンズ。思えば、本当に多数の方々にサポートしていただいたな、と胸が熱くなります。
特に、撮影に同行してくれたオバマ・シティ号のカメラマンMichelle氏、スタイリストMomo氏に栄冠を届けられなかったことが残念でなりませんが!
応援してくれたみなさんから、激励のお言葉をいくつも頂いております。敗戦の将へのお気配り、ありがとうございます。
ええ、年間三万人以上が自殺するという異常な先進国ニッポンですが、ご心配なく、ボクが多摩川に身を投じることは決してありません太宰治。どうせ飛び込むならグランドキャニオンでしょう! 今回の作品のクオリティに関しては、他の17の作品に決して負けていないと確信しております。少なくとも、米国の識者たちが95カ国・900人のなかから18人のファイナリストの一つに選んでくれたことは揺るがない事実。その誇り、そしてみなさんへの感謝の気持ちを胸に今日からまた新しい潜水艦に飛び乗ろうと思います。
みなさんのご多幸をお祈りすると共に、敗戦の将、御礼のご挨拶にかえさせていただきます。
今後とも御指導のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
谷山雄二朗