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羽田空港に、自転車で行ってみることにした。
先に結論を言ってしまうが、今回チャリでぶっ飛ばしてみて予想外の現実に直面した。近い将来、「日本ナンバー1の国際空港」になるであろう羽田空港は、エコの視点からみるとまったくサイテーの部類に入るということがわかったのだ。
その理由を、今回のコラムでお話したい。
まず、は動機。
もともとは忘れ物を取りにいくためだったのだが、せっかくなので通常とは違った手段で空の玄関を訪れたいと考えたのである。
「超エコな交通手段で行けば、どれくらいかかるのか」、を計る取材とでも言おうか。
愛車ブルマン号(英国製MTB)に跨り、表参道交差点を出発したのが、午後二時十分。
青空の中、外苑西通りを直進。広尾を抜け、第二京浜経由で環七にぶつかったのが午後二時三十八分。
大森方面に環七を行くと、ガソリンスタンドのオンパレード。
原油価格は、以前より安くなっているのだから東京都は、速やかに銭湯料金を今の450円からもとの430円に下げるべきだろう。我々国民は、体制側にとって都合のいい「吊り上げ戦術」に騙されてはいけない。ぼくはこれまで散々、オンナには騙されてきたが、銭湯組合や権力側にまでダマサレルのはちょっぴり癪だ、釈ユミコ(山田君、座布団マイナス3枚)。
そうだ、これからもオンナには騙され続けることにしよう。
そう決めておけば、すべてを笑って流せる。。。。。。^^/
本題に戻ろう。
環七を直進し、第一京浜(国道十五号)にぶつかると、やがて「羽田空港5KM」との表示が。近い、もうあと五キロか!
と喜ぶのもつかの間。トラックがびゅんびゅん走る、バイパス風の国道357にぶちあたると今度は「羽田空港6KM」との看板を発見。それでもめげず、ぼくはブルマン号を漕ぐ。
京急の天空橋駅を通り過ぎ、やがて空港が見えてきた。よし、大体想像していた通りの距離だ、と平らなアスファルトを直進するものの、漕いでも漕いでも肝心のターミナルが見えてこない。しかも、地下トンネルとかは歩道を走るのだが、恐ろしいほど人の気配がなく、昼間だというのに不気味な雰囲気をかもし出している。トンネルを出てからも、自転車に乗っている人は皆無で、次から次へとリムジンバスやタクシーやトラックに追い越されるものの、「一人で走るマラソン」のような、極めて寂しいマッドマックスの気分。友達はSolitude.(孤独、の意)
どれくらい漕いだろう。
ようやくターミナルが見えてきた。ぼくはターミナル1のほうに入ったが、この当たりから歩道は消え、車道の脇を恐る恐る走るしかなくなる。各車両、余裕で100KM近いスピードで飛ばしているので、危険でもある。とはいえ、なんとかブルマン号で「出発・DEPARTURES」方面の坂を駆け上がり、二階ロビーにようやく到着。
時計を見ると、午後三時二十分。
一時間十分かかったことになる。全身から汗が噴出している。
と、ここでいきなり問題が発生。自転車置き場が、ない。
しょうがないので、手前のJALサービスとか書いてある駐車場(おそらく空港スタッフら関係者用。十五台分ほどのスペース)に勝手に停め、立ち去ろうとするとフレッド(仮名)というお兄さんが「ちょっとちょっと!」と血相変えて事務所から飛び出してきた。
「こ、これで来たんでふか?」
まるで宇宙船を初めて見るような表情で、ブルマン号を凝視している。
事情を説明すると、運良く理解してくれたので助かった。しかし、「地獄」はまさにここから始まったのである。
命がけの「逆走」
ここまで読んだ人は、「なんだ、フツーじゃん」と思うかもしれない。
No, no, no.
とんでもない。結局、忘れ物はターミナル2にあったので、ぼくは無料シャトルバスでターミナルを移動し、ブツをゲットし、再びターミナル1に戻ってくる羽目になった。ちなみに、空港内のエスカレーターにはこのようなポスターが貼られてある。
なかなかやるじゃないか、と思ったが、いまいち具体的な説明がないので実感が沸かない。
太陽光発電なのか、風力発電なのかしっかり説明するべきだし、そもそもこうした活動は、羽田を利用する外国人にも強くアピールすべきことだ。英語、韓国語、中国語の説明がないのは内向きな島国鎖国根性丸出しの役人気質だろうか。とにかく、素晴らしいことをやっているのなら、自慢しまくればいい。そこらへんがこの国は、まだまだだ。
ま、それはさておき。
「よっしゃ。そろそろ帰るか」
と、JALサービスの駐車場でチャリの鍵を外しているとフレッドが笑顔で出てきた。
「羽田空港に自転車。ここにいる誰よりもCO2の排出量は少ないですよ」、とぼくが言うと、
「そうでふね」、みたいな口調で相槌を打ってくれる。
出発直前、せっかくなので、記念写真を一枚撮ってもらった。
一応、笑っているが、この三分後には真っ青になる羽目に。
「どちらから帰ればいいっすか?」とフレッドに尋ねると、首を傾げながら唸っている。
「じ、じつはでふね、自転車でふとこっからは出られないんでふ」
「?」
「なので、あまり大きな声じゃ言えませんが、来た道を逆走してもらふしか。。。」
この瞬間から、ぼくの「決死の帰路の旅」が幕を開けたのである。
フレッドに別れを告げると、さっそくブルマン号で「逆走」開始。
読者もご存知だと思うが、車やバスが出発前ロビ前に停車する直前も、カーブがぐーんとあってスピードはそこそこ出ている。そこを、なんとチャリで逆走するのだ。
ドライバーたちも、「なんで自転車が走ってるんだ?」と困惑気味なのが見て取れる。
冷や汗をかきながら、「逆走」していくと、五分もしないうちに「このまま行ったらバスと正面衝突して今夜のNHKニュースウオッチ9だな」、と危機感を感じたので、歩道を求めて飛ばした。が、なかなか見えてこない。ようやく歩道にたどりつくと、すぐにブルマンを上げ、深呼吸。
と同時に、自分がどこにいるのか見当がつかなくなってしまった。
と、その時みあげると当然ジャンボが出現。
ここまで至近距離で(しかも空港の外から)747を見るのも初めてだが、飛行機はもともと大好きなのでじーっと三分ぐらい見つめてしまった。
その後、再出発したものの十五分後ぐらいにはナント再びターミナル1(だったと思う)の出口の部分にたどり着いてしまったのである! 簡単にいえば、迷子になってしまったわけだ。
「首都高方面・P2・P3・国道357方面」
という看板があり、ぼくの目の前をリムジンバスや、乗用車がビュンビュン通過していく。そう、この時もぼくは「逆走」していたのだ。ヤバイ、とにかくヤバイ。このままではリムジンに轢かれて死ぬか、黒猫ヤマトでブルマンを発送するという屈辱に甘んじるかの二者択一になってしまう。
とはいえ、「自転車用の道」が羽田空港には存在しないのだ!
正直、まいった。このまま警察車両に遭遇すれば、確実に職務質問はおろか、「なんとか侵入罪」でブタ小屋行きかもしれない。いつもどおり、勝手に妄想を膨らます、ボク。
「しょうがない。とにかくこうなったら、この『首都高方面・国道357方面』を爆走するしかない」
そう決めると、ぼくはターミナルからCO2を大量に撒き散らして、びゅんびゅん飛び出していくバスやタクシーの「塊り」が一先ず途切れるのを待った。その時を狙うしかない。というのも、そもそも目の前のバイパス風の道路は、自転車が走ることさえ想定していないので、二車線といえども道の幅が極端に狭く感じるからだ。右に曲がりながら降りていくスロープを全力で漕げば、いずれ「チャリンコ用の歩道」ぐらいは見えてくるだろう。
その時、歴史ならぬ「ブルマン号」が動いた。
クルマが途切れ、唯一のチャンスが到来し、ボクは夕方四時半すぎの黄昏に向け、エコフレンドリーな乗り物を漕いで、漕いで、漕ぎまくった。そこは自転車専用道路だ。漕ぎながら振り返る。こない、クルマはこない。来ても負けまい、などと考えながらぼくは世界選手権10連覇のナカノコーイチ、いや、ロンドンオリンピック2012の競輪選手(候補)の倍の早さで英国製の鉄の塊りを漕いだのである!(タイヤは渋谷のハンズで仕入れたもの。台湾製)
どれくらい漕いだろう、覚えていない。
まもなくすると、前方に「三車線の高速道路」がみえてきた。いや、その時はそう思った。
「ヤバイ、この道は直接首都高につながってるのか?」
その時の絶望は、読者にはわかるまい。とはいえ、逆戻りは許されない。遠く背後からMKタクシーらしき黒い物体たちが急接近してくるのが見える。とにかく、前へ。ぼくはペダルに力を入れた。
『国道357線・左』
らしき看板がそのとき突如現れ、ぼくは当然そちらにハンドルを切った。助かった、一般道だ、と胸を撫で下ろした。とはいえ、安堵するのは早すぎた。そこは左からマンモス級トラックがつぎつぎとやってくる、合流地点というか「ジャンクション」で、ぼくはかつてなく慎重にならなくてはNHKニュース9ものだった。ブルマンを降り、タイミングを計る。右手をリムジンたちが100KM超で通り過ぎ、首都高へ乗り込んでいく。ものすごい風圧だ。そして左手にはトラック。その流れが切れた瞬間、ぼくは国道357線の路肩側に命からがら渡り切ったのだった。
ほっとMOTTTOの弁当ではないが、確かに少しはホットした。
とはいえ、この国道357線というのは「首都高と平行して走っている準高速道路」のようなもので、MKタクシーやトラックらは余裕で130KM出したりしている。にもかかわらず、なんと歩道が。。。。。ない!
まずい、遺言を書くのを忘れた。。
と一瞬後悔しつつも、ぼくは命がけで漕いだ。とにかく一秒でも早くこの「自転車禁止区域」みたいなエリアを脱出すべきだと思ったのだ。すでに辺りは暗くなりかけていた。真っ暗になれば、路肩にいるチャリンコ男の存在はますます見えにくくなる。ピンポンボンボールのように吹っ飛ばされる確立も高まる。
死に物狂いで走り、走り、走った。
そしてついになんとか「無人島」にたどり着いたのである。
この芝生地帯こそ、まさにタイタニックの救命ボートそのものであった。
お分かりいただけるだろうか、どれだけこれら「殺人トラック」たちがスピードを出しているか。。。。
干からびたニボシのような状態になったボクは、結局その後、国道357線の歩道を上っていった。
しかし正直、ここからの道のりは道のりで険しく、いまいち方向感覚がわからぬまま進んでいくしかなかった。五時を過ぎ、あたりが暗くなり、心細くなったとき、前方に「昭和島」という電工掲示板が見えて胸が躍ったことを今でも覚えている。ずっと人の姿さえなかったので、前方に二、三の人影が見えたのも嬉しかった。
この「昭和島」というのは、東京モノレールの駅だった。ただ、駅とはいえ、そこはまるで大正時代のような「入り口」しかない小さな小さな無人の駅だった。地獄の帰路/ 真っ暗な昭和島駅通過
とはいえ、地図をご覧になればわかるとおり、とにかくボクは「孤島」に上陸していたのである! 方向感覚もクソもなかった。しかも、首都高が上も左右もびゅんびゅん走っており、なにがなんだかわからない。
「oh my monorail......海上保安庁に連絡して救出してもらおうか。。。」
正直、そんな気持ちになっていた。都内で、迷子。そう、ぼくは迷子になっていたのである!(何年ぶりだろう)
とその時、女神が微笑んだ。
この昭和島という駅は、モノレールのHPには、『東京モノレール羽田線の心臓部昭和島基地があり、ここには運転指令室・電力指令室をはじめ車両整備工場が配置されています。平成十九年三月には、待避線設備が完成し、追い越しが可能と鳴りました』 と記述されているとおり、ここで働いている人も若干名だがいたのである! その一人と思われる女性が、ママチャリ(子供シート付き)で突如、ボクの目の前に現れたのだ。
「このママチャリに着いていけば助かる」
本能的にそう察したボクは、それをストーキングしたのだ。驚いたことに、このママチャリは「職員しか知らないであろう超裏道」を次々と突破していくではないか!上記のGoogle Mapを見て分かったことだが、こうした「ガード㊦風の裏道」はじつは首都高の下をくぐって「孤島」を脱出し、「本土」へ帰るための唯一のライフラインだったのである。あの時、アノ場所でママチャリに遭遇しなかったら、ぼくは絶対にまた357線に乗っていたにちがいない。それだけは自信がある。
ああ、神よ。
真っ黒い川を二つ越えたのも覚えている。
やがて「本土」に帰還した後も、大森東何丁目(ここらへんは大田区の板金工場など、かなり下町特有の寂しさが溢れていた)で迷子になったが、出会い頭人に聞いて切り抜けた。
環七とR246がぶつかる上馬交差点に何時に着いたかは、聞かないで欲しい。
最後に言いたい事はたった一つ。
羽田空港は、2010年オープン予定の第四滑走路を今作っている最中だが、それと同時進行で『羽田空港への自転車道』の整備も進めてくれ、ということだ。
どんなに「エコ・エレベーター」をPRしても、「国際空港化」を掲げても、この時代、「自転車でいけない空港」なんて最高にかっこ悪いということを、国土交通省のスタッフ全員がまずは肝に銘じるべきである!
そもそもこれは、時代に逆行している。
あなたは知っていましたか? 羽田空港は自転車で「ギリギリ入れることは入れても」、そこから「脱出」できない空港だってことを?
No bike, No life.
Thank you.
唐突ですが、明日から断食します。
生まれて初めての経験ですが、未知の空間に挑んでみたいという好奇心。さらに、私事ですが、某有名全国誌の2009年創刊号のイケメン特集になぜかボクが登場させていただく運びとなったからです。
その特集には、「エコ」というカテゴリーがあり、ようはボクはイケメンならぬ「エコメン」として紹介されるそうです。すべては、ぼくが密かに尊敬する、2028年の超国際的A級エージェント、Solarman氏のおかげだと感謝しております。
なお、幸いなことにボクにはTomonster というPersonal Trainer がいて、彼がさっき作ってくれたメニューだと....
水曜=コーヒーもだめ。糖分はみかん三個まで。お茶はジャスミンか麦茶のみ。
木曜=同上
金曜=同上
土曜=朝はレトルトのおかゆ一パック。昼はおかゆ二パック。夜は軽食。
日曜=三食可。ただ、軽食のみ。
という脅迫的なものです。
すべては来週月曜の撮影のため! とはいえ、空腹のあまり発狂してしまうかもしれないので、お手数ですがボクを応援してやってください。
Thank you, and a good hunger strike to you. (ああ、とうとうボクもオノ・ヨー子のように断食をするのね)
from Mr.Hunger
三日前の金曜日、英国の公的な国際交流機関であるBritish Councilにて、地球温暖化に関するフォーラムに参加してきた。
テーマがテーマということもあり、いつも通り我が自転車のブルマン号をかっ飛ばすこと十五分。
汗だくながらも、CO2を大量に排出する機関に頼らず目的地に到着。偶然にも、ブ号は英国製である。
会場であるBritish Councilのラウンジには、二、三十人が陣取っている。英国のNature誌の読者など、環境問題に関心のある人が終結している感じだが、スーツ姿のサラリーマンも少なくない。
メインパネリストは、 国立環境研究所地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長の江守正多氏。
地球温暖化シュミレーター の開発者として有名な方だが、どうみてもジャニーズ系にしか見えないマスクとのギャップに苦しめられるのも事実である。
いや、ジャニーズというよりも俳優の佐藤浩市のほうが近いか。
まあ、そんなことはどうでもいい。肝心なのはディスカッションの内容だ。会場の一番後ろで偉そうにソファ風の気持ちいいシートに腰を降ろすぼくの足元は、やはり下駄である。(ちなみに江守氏は、会場を間違えて英国大使館に行ってしまい、そこから走ってきたそうだ。G8のリーダーだったら確実にタクシーを使うところを、そうしないあたりが流石である)
様々な激論がパネリストとビジターの間で交わされたが、 ぼくが興味を覚えたのは次のポイントである。
地球で排出される一年のCO2排出量は、約72億トンとされているらしい。そのうち、なんと22億トンは海が吸収してくれ、10億トンは陸域生態系が吸収してくれる。つまり、40億㌧は吸収されずに温暖化に直結するというわけだ。
海がこんなにもCO2を吸収してくれることは、ぼくにとっては衝撃だっが、それにも増して驚いたことは、「自然が二酸化炭素を吸ってくれる量は、これからどんどん減っていきます」との氏の指摘であった。「よって我々は、百年後、いや、二百年後の世界を考えるべきなのです。みなさん、これはある意味、人類にとって革命なのです!」
羊と温暖化の微妙な関係
ディスカッションが行われている間、ぼくは隣にいた五十代風のおじさんと何度か言葉を交わした。
この方は、環太平洋地域の大使館から来られており、羊についてえらく熱く語る。よってここでは、「羊おじさん」と呼ばせていただこう。
「羊はですね....」
とおじさん。
「え、ええ....」 唾を飲み込むボク。
「わが国には沢山いるんです。私はバイオテクノロジーの研究者でもありますが、最近、面白いデーターがでたんです」
「ほほお。。。といいますと?」
「ええ。羊がゲップするでしょう。するとメタンガスがそれはもう、いっぱいいっぱい出るんです」
「?」
「ええ。そしてそれは温暖化に直結します。よって、この悪影響を抑えるための枠組みといいますか、システムづくりを我が国政府一丸となって今、進めているところでしてね」
羊おじさんは真顔そのものだ。このプロジェクトに日本政府も関与するかもしれない、とも言っている。
ラムのゲップなんて、これまで想像だにしたことがなかったが、人間より羊が多いとされるこの国では温暖化ガス排出を抑えるために、決して無視できない課題と思われる。
「そうですか.........それは深刻ですね...........ゲップよりオナラのほうがいっぱい出るのでは?」
と曖昧模糊な質問をぶつけてみたが、
「いや、ちがうんです。オナラよりゲップの頻度が半端ないんです」と羊おじさん。
「じゃあ、そこから出るメタンガスを集めて毎朝、農場では目玉焼きを作ってみてはいかがでしょう?」と真剣に提案しようとした瞬間、ディスカッションが盛り上がってきたので視線を再びセンターステージに戻したぼくであった。
英国人美人編集者に猛アタック
最後尾にいるぼくの後ろには、早くもラム肉と思われるステーキや、クラッカーの香りがぷんぷんしてくる。スタンディング・パーティの準備が着々と進められ、ワインも赤、ロゼ、ホワイトと三種類。自称いける口のぼくとしては、生唾ものだが、ラム肉がオナラのようなフラグランスに感じられるのはなぜだろう。
ディスカッションでは、Nature誌の気候変動(Climate Change)セクションのチーフ・美人エディターのオリーヴ氏が、「G8は成功したといえます。前向きな会合でして.....」と極めて優等生気味のコメントを連射している。ぼく個人的には、玉虫色でおわったサミットは予想通りという感しかなく、彼女の意見と折り合わなかったのだが。
ギャグを小バサミに入れる、早稲田大学客員教授で司会のおばさまが、「あとは江守先生たちにコメントを頂いてディナーパーティに。。。。」と締めに入ろうとしたので、ぼくは慌てて挙手をし、強引に二つ質問させてもらった。
Q1: 「ここはBritish Councilですので、Britain に詳しいオリーヴさんにBritainに関する質問を、まずさせていただきます。地球温暖化を考える場合、エネルギー消費量を下げるべきなのはもちろんのこと。つまり効率がよければリサイクルすべきものはすべきだと思います。だからこそ、日本では可燃・不燃・ペットボトル・カン、ビン.......など分別します。ところが、英国に住んでいるぼくの友人らはみな口をそろえて『イギリスはなってない。誰もが腐ったアヒルの肉と安ワインのボトルとクロワッサンの食いかけとプラスチック容器とTissue paperをごちゃ混ぜ状態で一つの袋にいれてゴミ収集のおじさんに出してるんだぜ』、みたいなことを言っています。どうでしょうオリーヴさん、天下の大英帝国の人々が、まさかそこまで「リサイクルのメンタリティがゼロ」だというのはまさか本当なのでしょうか?」
Q2: 「もう一つは江守正多先生にもお伺いします。このままでは2012年までにCO2排出削減6%(日本の場合。1990年度比)は不可能と思われます。いや、他の国でも削減目標を達成できない国もでてくるのではないでしょうか? 仮にできなかった場合、それらの国々はインディ・ジョーンズのムチでパンパン罰を受けねばならないのでしょうか?」
会場内は2.2秒ほど、静まり返った。
すると最初の質問に対し、オリーヴ氏は英国は日本に比べリサイクルへの意識が大幅に遅れていることを認め、逆に日本人を褒め称えたので、愛国者のぼくとしてはご機嫌の域に入ってしまった(真後ろのレッドを口にするまえに、彼女の言葉で酔ってしまった)。ただ、インディ・ジョーンズのWHIPで罰せられる可能性については、笑顔で否定したチャーミングなO氏であった。
それに呼応するように、正多氏がマイクを握る。
「彼はですね、Solarmanといいまして....」と突然、白い歯をみせて会場に語りかけたのだ!
そ、そーらマン? なんだそいつは?
みたいな理解しがたい空気が一瞬、その場を流れ、しかも言いだしっぺの正多氏もその後の言葉に詰まっている。(どう説明していいのかわからないのだろう。余談だが、今年の春にあった某環境イヴェントでぼくはS氏をストーキングし、名刺をいただきメールを送りつけ、SolarmanのPRにつとめてきた、という流れがある)
まあそれはともかく、正多氏も、「2012年のぎりぎりの段階で削減量が足りなければ、他国から排出権を買うことになるでしょう。莫大な金額になると思いますが.......でも、どうでしょう。2050年で50%削減するという目標を立てているなかで、わずか6%を削減できないようじゃかっこわるすぎますよね」と一喝。確かに、言われてみればそうなのかもしれない、と安易に頷いてしまうボク。
結論:「他国から排出権を買うことになった場合、その『莫大な金』は我々国民の税金である」ことを忘れてはいけない。ただでさえ地方と国を合わせて千兆円の借金を抱えている日本に、それを出す余裕は現実的にないのだから。
諸君も暑苦しい普段着を脱いで、まずは自分の肉体の温暖化からストップをかけよう。
Hawkinsの分厚いブーツを脱いで、下駄を履こう。
クーラーを止めて、風鈴を買おう。
人生はソムタムである
バンコックに戻った"Green green Tours"一同、その日は雨だった。
翌朝に日本に帰国する人もいれば、ぼくのようにさらにステイする人もいる。「最後の晩餐」は、ここ数日間親しんだ仲間との別れでもあり、ぼくはそれをかみ締めるように豪華なタイ料理を頬張った。
翌日からぼくは、International School of Bangkok 時代の友人の家などに泊めてもらい、下駄で様々な場所を徘徊しはじめた。
Sukhumvit通り沿いの屋台で食べるソムタムは別格である。
ご存知の方もいるかと思うが、ソムタムとはパパイヤのサラダで、タイ東北部のイーサン(E3)地方のもの。若干甘く、しかし辛く、すっぱい。たまらない。ぼくは三度の飯よりコイツが好きだ。
日本のタイ料理屋でソムタムを食べると千円ぐらいするが、現地で食べるとその十分の一で食える。
強烈な排ガスをまいて立ち去る車やバイクの煙に巻かれながら口に入れるパパイヤの感触も、これまた特筆に価するのだ。ありのままのタイ、ありのままのBKK.
整備されておらず傾いた歩道に設置された安っぽいプラスチックのテーブル、チープな容器、シンハービール、そしてソムタム。クソ暑い真昼間にこれを食べると、正直、覚醒する。
そこには大気汚染、大地の恵みのフルーツのシャリシャリ感、メコン川で獲れた魚からとれるナンプラー、唐辛子、太陽の熱気、甘みすっぱみすべてが、ソムタムという名のサラダにぎっしり詰まっているのだ。それを汗だくで食う。まるで人生を頬張るかのように。
これぞタイ、これぞBKK.
月を手づかみできる島
サイクロンで二百万人以上が家を失ったとされる、タイの隣国、ビルマ。
そこから出稼ぎに来ている二十代前半の男女と会ったのは、バンコックから車で三時間、船で三十分ほど東南に下った場所にあるサメッド島であった。
日本人にはまったくといっていいほど知られていない、この島はエメラルド・パラダイス。
足を運んだのが平日だったこともあり、人が、いない。それがまた無人島風の雰囲気を出していてたまらない。
インターネットでググッてもらえたら、島の大きさなどのデータなどはカンタンに入手できると思うので、ここではあえて言わないが、砂浜は赤ちゃんのお尻のように柔らかく、水は多摩川のそれの数千倍透き通っている。
昼はエディ・マーフィを目指して横になり、夜はイケル口ぶりを発揮するためにビールをラッパ飲み。
陽が沈むと、畳二枚ほどの大きさで、高さ五十センチほどの竹の台が海辺に並んだレストランに行く。下駄を脱いで座ると、そこには小さなテーブルがあり、ろうそくがゆったりと萌えている。いや、燃えている(変換ミスだが、残しておこう。ちなみにタイでは萌え系と思える人とは会わなかった)。
波打ち際は目と鼻の先。
快適な波の音、そして真っ暗な海を照らす満月が目の前にあった。そう、それは恐ろしく低く、手を伸ばせば届きそうだったので、じっさいに何度か伸ばしてみた。が、あいにく届かなかった。
「竹取物語のかぐや姫はあそこからきたんだよな」、とどうでもいいことなどを考えながら、それでもぼくの思考は停止状態にあった。
ビールに、トムヤムクン、そして豚肉炒め。
テーブルは十個ほどあったが、ガラガラだ。島を独占しているような身勝手な陶酔感。
同行した友達のパクブンが、「後ろにいる女の子は売春婦だよ」と言った。
確かに、ぼくが振り向くとそこには全盛期のマイケル・ジャクソンばりに焼けた(スリラーのときのマイケル、といっても彼の場合は日焼けではないが)短パンTシャツ姿の可憐でショートカット風のギャルが微笑んでいる。
「ファラン(西洋人の意味)がああいう娘を買うのさ」
どうみても商売オンナには見えなかったが、やはり「無人島」とはいえ、経済は動いているようだ。
どうであれ、「ここに一週間もいたら、シアワセすぎて確実にぼけるな」と月光を浴びながらぼくは浮かび上がる海面につぶやいた。
翌朝、太陽全開。
朝食を済まし、海辺でごろごろしていると宿泊していたVilla のスタッフと思われる女の子が話しかけてきた。
「ジャパン?」
いきなり国名かよ、せめてジャパニーズだろう。ぼくはムカついたので
「タイ」と嘯いたが、すぐにばれた。
基本的にタイにいったらおれはタイ人になれるんだ、と思ってきたが、今回タイに来てみてやはり自分は"Made in Japan"であることを痛感させられる機会が多かった。彼女は二十二歳だという。
ともあれ、タイ語でたわいもない話を少しした後、
「君の田舎はどこ?」と聞いてみた。
「ビルマ、ビルマよ」
「ってあのサイクロンの?大丈夫なのかい」
「パパやママや家族はみな向こうにいるけど、多分大丈夫」 会話の内容とは裏腹に、そこには憂慮を感じさせる表情はまったくない。それどころか、白い歯もみせている。
「軍事政権は好き?」
「わからない」
「ここは好き?」
「まあね。でも暑すぎ」
「ビルマに帰りたい?」
「少しね、でもお金が5000バーツぐらいかかっちゃうからトウブン無理よ」 日本円にして一万六千円前後。月給がいくらかは知らないが、彼女にとっては大した金額だと思われる。
「ビルマに帰るなら、カンチャナブリの橋を渡るの?あれって六十年以上前に日本軍がつくったんだぜ」
猛暑のなか、他に言う事がなかったオレだったが、彼女にはどうでもよかったらしく、軽く笑顔で流された。
サメッド島という名の楽園の経済の土台を支えているのは、こうしたチープレイバーの外国人労働者であることをぼくは知った。
と同時に、その事実は外国人労働者なしではもはや成り立たない日本経済の実態をふと彷彿させた。
需要と供給。供給と需要。
人は求められる場所に行く。
ぼくも汗を流したが、それは所詮はマラソンだった。誰かが作ったコースの上を駆け抜けたにすぎない。それに比べ、ここにいるビルマ人の彼女は家族を祖国に残して、自分でこの孤島で人生のコースを切り開いていかねばならない。もちろん自分だってこれから試行錯誤して、我が進む道を模索していかねばならないが、どうであれぼくは彼女がおかれている境遇に比べ、恵まれている。
少なくとも日本に帰ればモノはある。
Dell のPC, iPod, スタバのコーヒーメーカー"Aroma Gold" 、NTT B fletsの光、イギリス製の自転車、Sanyoのビデオカメラ, 超高級車の合鍵、ボタンを押せば冷たい空気が流れてくるToshiba Air Conditioner.......(彼女の部屋は多分扇風機しかないだろう....勝手な推測だが)
ビルマは軍政下におかれており、世界の最貧国の一つだといわれている。
パソコンの主流OSは、いまだに'98かもしれない。
でも、どうだろう。
昔の人間は、PCもビデオカメラも、iPodもB fletsも必要なかった。
日本人は世界で唯一、ウオッシュレットを生み出し、トイレ空間をエンターテインメントに変えた民族だ。フランスのタイヤ会社が作った「美味ガイド」では、日本が世界一グルメな国として紹介されている。つまり日本という「島」にいれば事実上、プラチナカードさえあれば何でも手に入る。
ところが、ここサメッド島では一億円あってもヨドバシカメラはないし、スタバのフラペチーノも飲めない。ベンツのディーラーもないため地球温暖化に直結する要因を作ることさえできない。オナラを何発かして有毒ガスを放つぐらい。
にもかかわらず、前者の島では年間三万人以上もが自殺している。
後者の島で自殺者がどれだけいるか知らないが、まあ皆無に近いだろう。となると人間にとって本当の喜びとは何なのか、あらためて考えてしまう自分がそこにいた。
さきほど、「所詮はマラソン」と記したが、それでも「されどマラソン」なのかもしれない。
ぼくは今回、初めて猛暑の中のフルマラソンというモンスターに挑み、なんとか完走した。その時の持ち物は、塩飴三つ、と自分の肉体だけだった。つまり身一つ。
モノや外部の要素に頼らず、自分のポテンシャルをいかに発揮できるかが問われるのがこの、古代ギリシャのマラトンの戦いに起因する、マラソンという名の競技の偉大さなかもしれない。いま、そう思う。
これからも走り続けよう。
でも、ちがうお面をかぶって。
Thank you for reading. 雄乃字
ps 以上を持ちまして 「タイランドはワンダーランド」の連載はおわります。続きはあなたがタイに足を運んで書いてください。
御来場、ありがとうございました
こんにちは。
6/6に行われた"Short Shorts Movie Festival オールナイト・スクリーニング@六本木ヒルズToho シネマズ” にお越しいただきました皆様、このたびは深く御礼申し上げます。
ぼくが監督したショートムーヴィー"Solarman"は、深夜(朝方?)4am~6amという㌧でもない時間帯であったにもかかわらず、御多忙な皆様に足を運んでいただけたことは、この上ない喜びであると同時に、さらにFilm Makerとして前進していこうという決意を新たにさせてくれました。
チケットが売り切れていたことは、マンモスレベルの興奮であると動じにミニマム・プレッシャーにもなりましたが、とはいえ「地球温暖化に歯止めをかけるために一人一人が何かをする」という、"Solarman"の基本コンセプト・軸さえ観客のみなさんに伝えることさえできればいいんだと気持ちを切り替えました。(映画祭事務局の方が、「ご来場されている監督さんは、立っていただけますか?」と上映前にいったとき、躊躇なく恥じらいもなく起立したのはぼくだけでしたが、きっと他にいたかもしれない監督たちは、「立てない」雰囲気だったのかもしれません。(勝手にぼくが満面の笑みで手を360度にお振っていたので)。失礼いたしました。(広辞苑:こういうのを、「劇場の私物化」と呼びます)
もちろん六本木ヒルズの映画館のような、一流のシネマで映画で公開することなんて初めてです。「ふっ、おれがギャグを狙っている箇所で、みんな絶対ぷぷって笑ってくれるぜ」と緊張していると、その予想は滑り、逆に予期せぬ箇所で場内に笑いが起きたりする羽目に。映画が始まって最初の数分は、生きた心地がしませんでしたが、ぼくの前の前ぐらいの列のほうから、「ぐふううううう」とイビキが聞こえてきたので、一気にRelax moodにスイッチ・オン。まあ、ほぼお客さんの全員が金曜の夜の六本木でビールを三、四杯杯飲んできているし、なんせ深夜(朝方)ですから....
今後のSolarman
どうであれ、Short Shorts Film Fesitval ではあと一回、横浜のみなとみらいにあるShort Shorts Theatre で、6月12日の午前11:15~ 13:00の回(Neo Japan Program C. 前売り1000円,当日1200円)でSolarmanが上映されます。
ぼくも乱入しますので、お時間がない方もぜひお越しください!(Solarmanはおそらく11:40~12:10ぐらいに上映)
また、今後のSolarman活動の予定ですが、本作品は、米国アカデミー賞公認のショートショートムーヴィフェスティヴァルが、一年間無償で海外の映画祭に代理出産ならぬ「代理出品」してくれる作品として選ばれました。
カンヌ国際映画祭、ドレスデン短編映画際、リオ・ディジャネイロ国際短編映画際、アシアナ国際短編映画際、サンダンス映画祭、サンフランシスコ・インディペンデント映画祭、バンコク・ヴィデオ・フェスティバル、サンパウロ映画祭をはじめ、数々の海外の映画祭に、Solarmanを出品していきたく考えております。
今後とも、ポンポコリンな太陽野郎へのご支援、心よりお願い申し上げます。
Thank you so much, and good luck to you. 谷山雄二朗 (Solarman's Secret Agent)
Hello there!
Thx for visiting my column.
Well well well........as some of you may already know, I would like to proudly announce that the short movie that I wrote and directed, "Solarman" will hold a premiere at Short Shorts Film Festival at Roppongi Hills "Toho Virgin Cinemas" on June 6th!
This film's theme is "Global Warming".
Solarman is world's No.1 spy agent....1500 times smarter and greater than James Bond(007), and lives in 2028A.D.
His occupation is a high school student, but the moment he wears his "Solar suits" and "Samurai wig" and stuff, he turns into a super hero. However, to prove his super power, it must be sunny outside.....
Solarman has weaknesses too, but you will find that out in the movie!
Film Festival Website's description
He uses Sony time machine and stuff, and can recharge himself with Solar power(sunlight). He emits no CO2's at all, which is nothing but a miracle( doesn't even fart!). I can't tell you much of the story, but for you to get the "GRAB" of it, Solarman is sent back 20yrs, to 2008 A.D .........by U.N secretary general/ U.S President of 2028, "Hillary Obama Schwarzenegger"...to save the world. He must fight and defeat the "Global Warmers" such as Mr.G (Mr.Gasoline) who earns $55555555555555555 a day just by digging oil and selling it to poor civilians around the globe.
Anyways, if you are interested, pls come to the Premiere screening on the 6th. You can reserve it at Roppongi Hils Toho Virgin Cinemas , choose 6/6 and select "Neo Japan Program C".(1500yen, 28:10~30:00. There are only few seats left, so please hurry!)
Hope to c u there!
Yujiro (Solarman's secret agent)
主演は地球、46億歳
「アース」を観た。
え?知らないって?アースっていってもポリデントのアース製薬とは関係ありません。
Earth, y'know.......EARTH.
こうだからカタカナ英語は時に困るのだ。同音異義語というのか、「ス」をsとth両方がカバーしているため、両者を識別できない。日本開国した明治維新から150年も経っているのだから、そろそろ”TH"に対応したカタカナを作ってみたらどうだろう?
「ス@」とかね。
まあ、それはさておき本題に移ろう。
Earthという映画は、イギリスのBBCがプロデュースした自然・動物ドキュメンタリー映画。
我らがNHKの映像も沢山つかっているらしく、Special Thanksのクレジットにしっかり"NHK"と明記されたのを見て少なからずうれしかった自分がを歯がゆかった。
主演は地球、四十六億歳。
準主役は、北極グマ、ゾウさん、オットセイ、渡り鳥、クジラ、ライオン、オオヤマ猫、。
助演男優賞は、南極の氷河。
助演女優賞は、北極の氷河。
特別賞は、ウルトラダイナミックな映像を「人間も、人間の影さえも映らないように撮ったカメラマン」たち。
そう、アースには人間が一人もでてこないのだ。さすが「主演は地球」とHPで豪語しているだけのことはある。
カメラマンの話がでたが、とにかく映像がすごい。JAWSのようなマンモス級のサメが、空中を飛ぶアザラシをパクッとがぶりつくシーンなどはド迫力である。一緒にみたロドリーゴ(本人の名誉のため、このコードネームでいこう)によると、「20年分の映像を使った」とのこと。つまり、1980年代から今日までの自然や動物に関する映像を漏れなく使っているという、ワインでいうとロマネコンティ’82ばりの超贅沢な映画だといえる。
「よくこんなシーンを撮れたもんだな」と感激を通り越して、感心してしまった映像も多かった。
カジキマグロが水中で、魚の群れを襲うシーンは猛スリルだった。だが、あれを撮ったカメラマンにとっては「いつ刺されてもおかしくないぐらいの距離」で撮っていたにちがいない。
ヘリから立体的に滝を撮る技術にもドキモを抜かれた。
深夜に目の利く30匹ライオンの群れが、そうでない一匹のゾウに飛び掛って倒す一連のシーン(NHK取材班が撮ったのではないか、アレは?かつてNHKで観たことがあったが)もダイナミックなシーンだった。きっとあの三分の映像を撮るために、三ヶ月ないしは三年間、撮影陣はあのアフリカの一角にスタンバイしていたにちがいない。そう、あみんではないが人生、時には「待つ」ことの大切さをも教えてくれたのも、まさにearthなのである。
トイレの水
予想通り、アースは地球温暖化映画であった。
不思議なことにロドリーゴは、こういう自然系・エコ系の映画を観るときには小生を誘ってくる傾向がある。ゴアのInconvenient Truthのときもそうだった。彼自身は国立環境研究所勤務............とはほど遠い、エリート・ビジネスマンだからこれまた不思議である。まさか環境業界に転職でも考えているのだろうか、と真剣にかんぐりたくなることもあるが。
この映画では、太陽と水がいかに地球上生命にとって不可欠であるかを特に強調している。
生き物は両者がなくては生きていけない、そういうサイクルの中に存在している。最初のシーンは、太陽が北極の氷を溶かし、クマが冬眠していた雪山から顔をひょこっと出すところから始まる。
太陽が北極の雪を溶かし、同時に幾つもの雪山を溶かすとそれがヒマラヤなどから水として、流れ込んできて大地に広がり、ゾウさんやライオンたちの喉を潤す、というのがシンプルな構図だ。
アースによると、世の中の生き物の命を存続させている、最大の栄養供給源は「GRASS」=草、だという。
その草も、太陽の光を浴び、水があってこそ成長できるわけだ。
当たり前といえば当たり前なのだが、それを六本木ヴァージン・シネマで一番大きいマグナム・サイズでみるとその「当たり前のこと」を改めて実感させられるのである。大きい画面でみると妙な説得力があるのが、逆に怖かったりもするが。
つまり、水って本当に地球のサイクルを維持するうえで不可欠なんだな、という、普段だったら疑うことさえしないことを考えさせられるのだ。ぼくも君も、日頃は水を無駄遣いしまくっているだろう。歯を磨いてる間もジャーっと流し続けたり、いまのトイレなんて座っただけで水がどこからともなく流れてきたりする。そうだ、排尿する音を消すというバカバカしい目的のために、ある意味BGM的な役割を、「アースの生命維持装置=天下の水」がさせられているのである。表参道ヒルズに沿って浅い水路を水はチロチロ流れてもいるし(観賞用・たまに犬も飲んでいるが)、ほかにも人間は水を日頃から無駄遣いしまくっているのだ。いや、人間ほど水を無駄にしている生き物などないのだ!というのがぼくの主張である。
アースの結論への反論
この映画は、"There is something each one of us can do.....it's never too late..." みたいなエンディングの言葉でおわる。
それでも、あれだけの美しい大自然を、あれだけ大きいスクリーンで観てしまったぼくは、「いや、この美しいearthを本気で保っていこうとするなら、人間は全滅するしかないんだよ、it is too late なんだよ」と、観終わった後にロドリーゴに言ったが、彼も珍しくその点、ぼくと同感であった。
英国のBBCが今回の映画のように、「こうしたビューティフルな大自然を維持しながら人間と動物・自然も共存していけるんだよ。君も人類代表として今日から何かはじめようよ、レッツ・ゴー」と言っても、正直説得力はゼロに限りなく近い。
地球温暖化の最大の原因であるCO2を排出するスチーム・エンジンを作ったのも、君もご存知の通り、英国のスティーブンソン。
結局、その技術が改良に改良を重ねて、いまの「超クルマ社会」へと歴史的にはツナガッテイルわけで、その観点からみれば「地球温暖化の根源的きっかけを作った英国人に、地球温暖化を止めよう」といわれることほど、説得力のないこともこれまたないのである。
つまり、最近日本とオーストラリア間で激論されているという、捕鯨の問題にしても欧米諸国は十九世紀なんて特にバリバリクジラを殺して、その油だけを抽出してランプを点灯させていたわけだ。それが今ではクジラ反対を叫んでいる。豪州なんてカンガルーもディンゴも殺しているし、オージービーフも羊も殺している。「誰が何を食べちゃだめ、殺しちゃだめ」といってても、話は埒が明かない。言えばいうほど、人間のエゴイズムが浮き彫りになるとともに、ヒポクラティックに聞こえてしまうからだ。
そう、やっぱり人間がいる限り、北極グマは氷河からドボン ドボンと落ちていってしまうのだ。人間が全滅することこそが、地球その他の動物たちの利益にかなうことは自明の理にかなう、というのが究極的な結論だろう。それを言ってしまえばおしまいだが。
earthにしても、BBCが過度に世界の人々に地球保護を訴えすぎるとヒポクラティックだし、逆に英国人の罪滅ぼしに聞こえてしまう。
唯一の希望があるとすれば、平日の今日の六本木ヴァージンシネマに、この地味な環境映画を観に62人もが駆けつけたことである(ぼくが肉眼でカウントした数字)。確かに館内はガラガラだったが、「一人の人間の後ろには100人いる」というように、この62という数字は決して小さいナンバーではないのだ。
Sustainable developmentに向けた人類の意識改革意外に、北極グマを助ける手段はないからである(宇宙人が地球にやってくるなどして、人間が全滅しない限り、だが)
earthを君も、今、見に行こう。動員数の余りの少なさに、来週にはビッグスクリーンから一番はずれのミニ・スクリーンに「左遷」させられてしまうことは、98%確実なところだからだ。
今、大画面でみるべきはコンテンツは、ロッキーでも織田裕二でもなく、やはりこの映画なのである。
排気ガスで失神寸前
麗江から昆明までの飛行機便が何日かずっと満席らしく、結局我ら一行はミニVANで陸路で600KMの山道を行くことになった。
日本からの観光で、これだけの距離をバスで行くことは通常では考えにくい。飛行機では四十分の距離だが、なんせ山道でしかも高速道路がないのでクルマでは七時間ぐらいはかかるという。まあ、貴重な経験をさせていただこうじゃないか!ぐらいの気分でミニVANに乗り込んだのはいいものの、恐るべき事態が我々を待ち構えていた。
午後三時に麗江をスタート。晴天。空気は若干冷たいが、そもそも標高2600Mの街なのだ。空は手を伸ばしたら届きそうだ。
運転手はTBSの元キャスター、筑紫哲也氏そっくりの中国人。ただ、髪は真っ黒で猫にゃんみたいな大きめなサングラスをかけている。「やはり筑紫さんの故郷は、ここだったのか。。。」と思わず早合点してしまう。
一時間後、超山道に突入。
がけっぷちを、亀の速度で進む。ただ、下りや平坦の道になるとポンコツクルマなのに89㌔も出すもんだからバランスの維持が大変である。そしてそうしたハイスピードの時に、事故は起こるのだ。
正面衝突しているパジェロとバスが見えた。
つまり、片道一車線しかない田舎道路なので、スピードがでるクルマは当然前の戦前風のクルマを追い越そうとするのだ。そこで反対車線からくるポンコツに直撃。ドライバーの筑紫氏によると、こうした事故は日常茶飯事のようだ。当然クルマは大破。
寒いので窓は開けないが、バス内でオナラをぷーぷーこいている奴がいそうなので、(くさかった)窓を開けた。ところが、である。予想以上に空気が悪い。青空いっぱいなのに、なぜか。。。。
そう、走っている車のマフラーをみると、緑色のようなヘンに濁った排気ガスがあちらこちらからでている。前の車も、その前も。ようは中国には環境基準もくそもなく、石原都知事がディーゼル車規制をしているわけでもなく(彼がやったら面白いのだが)、車検制度にしてもあってないようなものにちがいない。つまり、日本では車検を突破できないような、巨人の星のパパが乗ってそうな古い、超ポンコツクルマがあちらこちらで走っているのだ。
「あれ、灯油で走ってんじゃねえか?」と思ったことも一度や二度ではない。とにかく異常なニオイだ。
そしての大気汚染によって、オレのか弱いノドは集中爆撃を受けダウンしてしまうのである。。。。
結局オレはその後、さらに二回の正面衝突を見た。
YOUTUBEに動画映像をまもなくアップしようと考えているが、とにかく地元住民にとってこれは当たり前のことらしい。人だかりはそこそこできているが、「あ、またか」という覚めた空気。
そんなときだった。
「ガソリン、いれよう」と筑紫哲也が言ったのは。
メーターをみるとまだ半分残っているが、なぜ今?と思ったのだが、彼によるといま中国全土ではガソリンが不足しているので、知り合いが経営しているスタンドを通ったとき補給しなくては、ほかのスタンドで入れるのは難しいんだ、とのこと。
時計の針は六時をまわっており、あたりはもう暗い。
大理石で有名な大理(ダーリ)という街の中をクルマは移動している。左手にライトアップされた古城。中国の友、クリスによると「文化大革命のときに毛沢東が国内の古城をぶっ壊しまくったんだけど、一割は残ったんだ。このお城は二千五百年前のもので、幸いのこったんだ」とのこと。ちょっとライトアップが派手すぎる、とオレは思ったので「ディズニーランドってか、テーマパークみたいだね」と言うと返答はなし。
ガソリンスタンドの恐怖
しばらく経つと、トラックの行列が見えてきた。なんだろう。とにかくトラックが次から次へと続いていく。
「ガソリンだよ、ガソリン」と筑紫氏。
ようやくガソリンスタンドが見えてきた。
SINOPEC’(中国石化)という赤い看板の少し手前で、筑紫哲也がクルマを止めた。というのも、中に入れる状況ではなかったからである。オレがそのときみた、トラックの台数は軽く五十台は超えていた。これは誇張でもなんでもない。
本当に、それ以上の台数のトラックが一キロ以上にわたって自分の順番を待っているのである。
「中国の多くのガソリンスタンドには、ガソリンがないんだ。翌朝になればタンクローリーが多分くると思うよ、だから彼らもそれまで待ってるしかないんだ」、とクリス。
運転手はガソリンがない、すなわちモノを運搬できない、すなわちno jobs という図式になるためみな生活がかかっているわけだ。そんな中、我々は卑怯なことをしてしまった。
筑紫哲也が、スタンドの有力者の名前を出したのだろう、彼はクルマに戻ると、ミニVANをゆっくりと電灯で輝くガソリンスタンドへと向けた。スタンドのボーイがでてきて「ガソリン、ないよ」とでもいっているようだが、そこはさすが筑紫氏、その有力者のカードをまた切ったのか、ボーイは手のひらを返したように、おーらい、おーらい、と招き猫みたいに我々を先導してくれる。
クルマを給油スタンドの前でとめると、大型トラックが二、三台止まっていた。スタンドの従業員ギャルが三人ほど。こんな活気のないスタンドをみたことがない。まあ「ガソリンがないガソリンスタンド」なんだからしょうがないか!と思って、オレは"im gonna go take a piss"(ちょっと用をたしてくるぜ)といってバスを出ようとしたそのときだった。
「待て、待てバカ野郎、いまはバスを出るときじゃない。死にたいのか!」と英国スキンヘッドのデレック。190センチの大男が、妙に小声で恐る恐るオレに言う。そして閉ざしたカーテンの隙間から外を見ろ、と指で合図した。
よくみると、周りから不満げなトラック運転手の群れが十人近くに膨れ上がっているではないか。誰もの表情が殺気だって筑紫哲也をみている。筑紫氏は23でみせるようなPOKERフェイスで、自分の車にガソリンを注入していくスタッフの女の子の隣でじっと黙ったまま中国産のタバコの煙をくゆらしている。
つまり、ガソリンはスタンドのタンク内にまだある一定の量は残っていたのだろう。ただ、一日待ちのほかのトラック運転手たちからみたらこれは、明らかにズル、詐欺、背信行為、いや張り込み行為以外のなにものでもないわけだ。トラック運ちゃん連合は、殺気だった目でバスの中ものぞいてくる。正直、オレがあのとき「はーい、タッションいってきまーす」とバーンとドアを開けて外にでていたら、オレはボコボコにされていたにちがいない。日本人だとわかったらなおさらだったかもしれない(反日の人がいたらの場合だが)
とにかく、ミニVANに入ったガソリンの量、27.5 リットル。リッター七十円ぐらいなので、計千五百円也。
これだけのために、オレは自分のみならず、バスの仲間八人をも危険に陥れそうになったのである。たかが小便のために。
誤ろう、素直に謝ろう。
諸君、すまなかった。
そして最後に、このエッセーを読んでいる諸君。
中国ではやはりソーラーカーに乗ろう。ああ、それがいい。そうすればスタンドで殺されることもないぞ。
Good Solar Power to you.
ついに日の丸を背負うことになってしまった。。。。
様々な都合上、いま自分がどこにいるのかは明言できないのだが、超苛酷なアドヴェンチャー・レースに参戦することが決定。
その名も「ザ・クランチ」。
「厳選」された世界の十六人の最強アスリートたちが、世界遺産の街である麗江に集結。
ここから様々なサバイバル課題を乗り越え、チャンピョンになるのを競い合うという苛酷なレースだ。しかも、三千キロ先の北京がゴール、という超人ルート。
確かに、自分としては「なぜオレが?」という戸惑いがないわけではない。
ただ、運命的というのか結果的に日本代表として参戦することになってしまったのである!
成田空港から広州を経由し、昆明入り。
そこで一泊。深夜に到着したものだから、ちょっぴり不安だったが、空港に着くや否や「ミスター谷山」の看板を持っているホテルのボーイが..............いない.....................
しょうがなく、ガイド風の現地の女性に事情を話したところ、すぐにオレの迎えのボーイをみつけてくれた。やはり持つべきは友だ。
翌朝のフライトで、麗江に到着。
天気はサイアクだ。ホテルは幸運にも五つ星で、部屋もデラックス・ツイン。ただ、いつまでココにいれるのかは、まったく不透明。
アドヴェンチャー・レースというのは、いま世界的に流行っているスポーツ・イヴェントの一種で、カヤックからロッククライミング、トレイル・ランニング、トレイル・ウオーキング、MTB, 泳ぎ、コンパスをつかったナビゲーションetc 様々な競技をごちゃ混ぜにした超ハードな競技だそうだ(.....そうだ、というのも、オレが初挑戦だから)
コース・ルートを決めるコース・ディレクターは、アドヴェンチャーレース最高峰のワールドカップを何度も制したことのある、この世界の伝説、ネイサン・フェィヴェ。NZ人。
競技次第では、オレが山の中でパンダに襲われて(雲南省はパンダ生誕の地)行方不明になる可能性もある。困ったパンダ。
このアドヴェンチャー・レースは、ネットを見ていただければわかるが、世界中でいまトーナメントが開催されている。そして今回、オーストラリア、NZ,アメリカ、ブラジル、トルコ、スウエーデンなどから集ったのは、各地の大会で優勝経験のある超ツワモノばかり。優勝できる可能性は、月旅行(JTB価格・120億円)に将来行ける可能性より低い!
谷山雄二朗が、天下の日の丸を背負って世界といかに戦ったのか?!
これについては、来年の北京オリンピックの時期までお待ちいただきたい。というのも、オリンピックと並行してこの番組(じつは英国プロダクションが作るTV番組なのだ)は、中国全土のみならず、世界中で流れる予定だからである。
果たしてオレは男になれるのか? or do I just stay to be a little Pussy................................cat.....
おたのしみに......
和服で格闘技
昨日、酔ってしまった。
お酒にではない、和服に、である。
世界文化社から十一月二十日に創刊される和服の雑誌、「着物Begin」の撮影のため、三田のオーストラリア大使館向かいの龍源寺に我らが愛車(チャリね)、「ぶるマン号」で直行。(注:ぶるマンの由来は、タイヤが毒々しいブルーなのと、青山=Blue Mountainをかけたものである!)
四百年もの歴史をもつこのお寺。
東京とは思えない静寂さ、お寺の縁側の木の床のギーっという音がまた歴史を感じさせてくれる。中庭も池と芝生の絶妙な演出。
カメラマンは、K1選手ら多くの格闘家をこれまでに撮影してこられている井賀孝さん。
「あの、どっかで会ったこと、ありますよね」 とオレが言うと、
「気のせいじゃない?オレに似た顔の人、沢山いるから」と。
ま、さておき午後二時から始まった撮影。きもの着付けスタイリストのTOMMYが用意してくれた超高級(そう見えた)な着物を身にまとう。井賀さんが考えてくれた「赤い絨毯」の上でスタローンばりのファイティングポーズをとるオレ。和服でボクシング、これ、新しい。
どうであれ、様々なポーズを取ること十五分、世界文化社のMs.Foojey も「大丈夫かしらこの人...」と心配そうな表情ながらもなんとか堪えてくれている。
その時だった。
赤絨毯の上で「ラストのムーヴいきまーす!」とサルサ・ステップをオレが始めた瞬間だった。
ベーシックに右足を前に踏み出した瞬間、赤絨毯がサラダ油のようにツルッと滑ったのだ。ツルッと。オレは超高級の着物を着たまま、顔から赤絨毯に直滑降。ドーン!とすごい音。うつ伏せにコケたオレのあまりの早業にコーディネーターの富士山さんも唖然、Tommyとその隣のスタイリストのお姉さんも爆笑。ただ、井賀さんはオレが0.003秒で顔面から赤絨毯に落ちていく「その瞬間」をしっかり一眼レフカメラに収めていてくれたのだ。
さすがはプロ。
この写真に、期待したい。
動きを制約される和服という着物
つまり、こういうことだろう。
和服でサルサを踊るな、と。ラテン系のダンスは動きが激しく、ドラえもん音頭とはまったく異なる。
足を大きく広げること自体、着物では難しいのだ。お茶とか、ゆったりした平安時代の貴族の優雅さをボディで体感するのに適しているのだろう、まさに泣く子も黙るプレイボーイ光源氏。
しかし、である。
オレはこれから和服に新しい価値を付け加えていきたいと思う。
「動けるカッコさ」だ。
フットサルを和服でやってもいいだろう、そこには二十一世紀風にコーディネートされた和服がある。いや、あっていい。
しかも、和服は地球温暖化対策にもなる!一、二回着ても崩れはしない。毎回洗濯してむやみに電気を消費する必要もない。
坂本竜馬だってきっと三週間に一度洗濯すればいいほうだったのでは? (別に不潔になれといってるわけじゃないが)
着れば着るほど味がでる着物、それぞ和服。新調するのではなく、リサイクルしまくる。
Anyways, いまこそ和服だぞみんな!
海外旅行は和服でいこう。そして「着物Begin」創刊号を買おう!
Good day.
p.s ちなみに格闘カメラマンの井賀さんとオレはかつてTotal Workout という同じジムにいたことが後に発覚!TKさん(高阪つよしさん、米国でも名を馳せた偉大なる格闘家)という共通の知人をもっていたのだ。つまりオレは井賀さんをジムで何度も見ていて覚えていたのである。これも御縁、これも人生。